カテゴリ:本



孤高のリアリズム-戸嶋靖昌の芸術-
17日 3月 2016
昨年11月に、スペイン大使館で行われました戸嶋靖昌画伯の個展。 同名の書籍(孤高のリアリズム)が講談社エディトリアルより発刊されました。 どのページを開いても、ひたすらにカッコよく どのページを読んでも、高密度の衝撃に襲われます。 それはさながら、受け身の技のない、 相打ちを前提として書かれた、日本剣法の極意の書のようです。...
28日 11月 2015
信じられない古書との出会ひシリーズ・第三弾。 戦前には大人気だっとという宗良親王の歌集の岩波版。 現在絶版になって入手困難になり、 アマゾンなどネット古書販売では、非常に高額で取引されています。 私が所有していたのは、浜松の井伊谷宮で出版されている、 「李花集標注」B5サイズ版で、机の上で読み、勉強には最適なのですが、...
15日 11月 2015
最近立て続けに起こった、古本にまつわる良い話をまとめています。 先日、神保町に資料を探しにいったのですが、その日はたまたま、古書フェアをやっておりました。 縁日のように路上に露店がならび、普段よりも割引していましたので、 色々と物色していたところ、 とあるお店で、 民俗学者の折口信夫の全集を発見しました。...
11日 11月 2015
 最近、あまりにも不思議な古書との出会いが、立て続けに起こっておりますので、 忘れないうちに、留めておきたいと思います。 まずは、こちら。 鷲尾雨工著 吉野朝太平記 太平記の小説本は、山岡荘八の新太平記、吉川英治の私本太平記などがありますが、 こちらは、 第二回の直木賞作品(昭和10年)、戦前の作品。...
08日 11月 2015
これを、人間の不幸を解決する一つの手段であると人々が自覚した場合、 いわば人間の意思表示の革命的な手段になるということも言えるわけである。 カメラというものは、シュプレヒコールみたいに、人間の叫びをこだまし合うする手段に使うことが 僕の期待であり、またそれが本当の役目ではないかと思う。 土門拳 ...
22日 7月 2015
湘南Tサイトで、山岳気象予報士の猪熊隆之さんと対談させて頂くことになりました。 http://real.tsite.jp/shonan/event/2015/07/post-223.html# 山と渓谷社の「山の天気リスクマネジメント」がおかげさまで再版になりまして、 この本の内容に沿って、少しお話をさせて頂きます。 個人的にも、尊敬申し上げている猪熊さんにお話を聞けるチャンス!(笑...
27日 11月 2014
山野井泰史 アルピニズムと死 こちらは発売中のワンダーフォーゲル誌で、恐れ多くも書評を書かせて頂きました。 まさしく、現代のメメント・モリです。
14日 11月 2014
モデルの華恵さんが読まれた本を日記にかかれているのを読みまして。 最近、読んだ本の記録をつけておくのは大切だなと思い、一念発起。 宇佐神宮と大神氏 小川進一著 http://urx.nu/e7PR 日頃何処へいっても見かける神様。随分と気になっていた八幡神についての本。 著者の小川氏はどうやら宇佐神宮の神官の家系のご出身。...